1. はたらく屋根
  2. 連載コラム

各機能を少し具体的に解説(前編)

【止水】

ポイントはフレームの形状である。図-1で示すように、基本は凸と凹の接合で止水する。これは普通の平凡な考えである。しかし屋根のように振動で凸と凹の接合面が動くと隙間が生じて漏れが生じるので、歪を吸収するパッキンを挟んだりコーキングで対応することになる。これらを使えば寿命が短くメンテナンスが必要となる。エコテクノルーフはこれらを使わない。凸と凹部分は歪を逃がすだけではなく寒冷地での凍結障害にも対応する構造となっている。
エコテクノルーフの止水の基本だが、雨水が止水ラインから漏れたら樋で受けて外部に排出するということを基本としている。
エコテクノルーフは、パッキンなどを使わないで第一次止水ラインから雨水が漏れたら、下部に設けた樋で受けて外部へ排出することに特徴がある。この樋が流れ方向(南北)と水平方向(東西)の双方に必要で、その合流部の構造に知恵が必要であった。更に、南北の樋は長くて繋ぐ必要が生じる。樋の接合を行う部分の止水にはさらなる知恵が必要となった。ここもエコテクノルーフの基本通りに、この樋から漏れたら下部に設けた補助樋で受けることで解決した。3本の樋がつなげるようにアルミ桟は三階建て樋構造である。