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次世代の多機能な屋根葺き材

旧来の屋根葺き材の延長線上にエコテクノルーフは位置づけられない。同じ地平に立っての発想では対応できない時代である。
構成する材料も施工方法も旧来とは似ても似つかない屋根葺き材である。屋根の役割も、肝である止水への考え方までも変えた。それが次世代の多機能な屋根葺き材エコテクノルーフである。
屋根材として求められる機能である雨風や太陽光などから屋根下地を守ることは当然ながら、天窓、発電、集熱などの機能も一元的にシステム化させた多機能な屋根葺き材である。
職人技に頼っている施工を誰でもが短時間で出来るようにシステム化した。レールの間をスライドさせて敷設させるというシンプルな方式である。
旧来の屋根葺き材は定期的なメンテナンスや葺き替えが必要であるが、エコテクノルーフは耐久性を伸ばすために材料はガラスとアルミという長耐久材にした。止水にパッキンやコーキング材などの消耗品は使わないことで定期的なメンテナンスを不要とした。アルミフレーム形状の工夫で表面止水を行っている。突破されたとしても止水ラインの下に設けられた樋で受けて外部へ排出することとしている。
この構成にすることで「ルーフィングに雨水を入れない」を止水性能目標にできた。

図-1(THW)